みなさんは愛犬とのお散歩に何を持っていきますか?お水に、エチケットポーチ、ティッシュに予備のリード、水飲み用シリコン折畳みボウル、ビニール袋、トイレシート、タオル、スマホにカメラなどなど、意外に持ち物がたくさんあるんですよね。それらをバッグに詰めてお散歩に出発するのですが…。
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お散歩の時、手が足りない…と思う時ありませんか?
わたしは以前、トートバッグタイプのお散歩バッグを使っていたのですが、うんPの回収やオシッコをした後の水かけ、お水を飲ませる時、抱っこが必要な時などに、どうしてもスムーズに対応できませんでした。
片手はリードで塞がっていて、もう片方にはトートバッグを持っているため、何か対応しようと思うと手が足りず…。リードの持ち手を膝に挟んでみたり、踏んで押さえてみたり、お散歩バッグを地面に置いてみたりと四苦八苦。もっとスマートに対応できたらいいなぁと思っていました。
そんな時、近所の大型犬と暮らしているご夫婦が、リードを腰に巻いて散歩しているのを見かけました。その方は「大型犬がはしゃいでしまった時に、全身でリードを保持しないと力で負けてしまうから」という理由で腰に巻いていたのですが、奥様がお散歩バッグを持ち、旦那様は腰にリードを巻いているため両手がフリー。その姿はそれはそれは身軽でスマートに見えたんですね。
お散歩グッズは減らせないけど、このくらい身軽にそしてスマートに散歩できないかと、まずはお散歩バッグの検討を始めたのでした。
ショルダータイプ vs ウエストポーチタイプ
リードを持たない方の手が空くことを条件に、ショルダータイプとウエストポーチタイプ、それぞれシュミレーションしてみることにしました。我が家の愛犬は、ショルダータイプの犬用バッグ入って移動することもあるので、お散歩グッズもショルダータイプにしてしまうと、ショルダー×ショルダーになってしまい、クロスにかけようものなら、まるで戦時中のような様相になってしまいそう。
トートバッグタイプのお散歩バッグとショルダーバッグにお財布や化粧品を入れてお出かけというパターンも。お散歩バッグを使い分けたら?というご意見もあるかもしれませんが、ズボラな飼い主でごめんなさい。いちいちグッズを入れ替えたくないんですよね…。さらに、肩幅が狭いわたしは、たびたびショルダー紐が肩から外れることもあり、あまりショルダーバッグが得意ではないのでした。
そんなこんなで、俄然期待が高まる「ウエストポーチタイプ」。ウエストポーチはお散歩用でなくてもたくさんの種類があり、色や柄も選べて楽しい!選び放題じゃないか!と思いきや、わたしの目標である「身軽に!スマートにこなす(うんP回収など)」となると、お散歩以外にも汎用的に使えるものより、お散歩用に特化している方を選んだほうが良さそうだと感じました。
普通のウエストポーチは、ペットボトルの装備をできるものもありますが、グッズは1か所に入れることになってしまったり、小分けされていてもコンパクトさが重視されているものはグッズが収まらなそうです。冒頭に書かせていただいたように、お散歩グッズを全て収納することを考えると、お散歩に特化したものの方が使い勝手がよさそうに感じました。
リュックやショルダーバッグと併用できるのもいいなと思い、なかでも評判のよさそうだった「パラフィンお散歩エプロン(ウエストポーチと言わないらしい;)」を試す事にしました。
お散歩グッズは十分なスペースに収納されていきました
エプロンというだけあって、やや大きいかな?という印象を持ちつつも、チャック付きのポケットが2か所もあるので、マチのある方にうんPを、もう片方にはトイレシートやタオルなど平らにできるものを入れました。
マチのある方は、外側にもポケットがあるため、そこにはティッシュを収納。スマホホルダーポケットの蓋がマジックテープになっていて、すぐに取り出せるところに、シャッターチャンスへの配慮を感じました。水飲みボウルは2つあるDカンの片方に設置。そうです。この”Dカン”がすばらしかった!
お散歩エプロンのDカンが叶えてくれたスマートさ!
2つあるDカンの一つに大きめなカラビナを設置し、予備のリードを小さくまとめてかけました。このカラビナは大きいので、うんP回収の際にはリードの持ち手をカラビナに通すことができます。するとどうでしょう。両手を使って、もたつくことなくスマート且つ瞬時に回収することができるのです!
このDカンとカラビナは、愛犬との山登りでも大活躍!運動不足で足下もおぼつかない飼い主をよそに、愛犬はぐんぐん進みたがります。4駆の愛犬と違って、リードで片手が塞がった2足歩行の飼い主にとって足場の悪い道は大変危険です。
もし転んで怪我をしてしまったら…、もしリードを離してしまったら…。そんな心配をもDカンは完全にクリアしくれました。腰回りに固定するので、愛犬に多少ひっぱられても、転んでしまうほどの衝撃にはなりません(注意:愛犬は小型犬です)。転んだとしても、手をつくことができるため、顔面からゴッツリいってしまうことは避けられるでしょう。
スマートなだけじゃなかった!想像以上の開放感
私を最も感動させたのは、片手がフリーになった解放感と、からだの動かしやすさ、歩きやすさ、そして走りやすさでした。我が家の愛犬は、お散歩始めに猛ダッシュするのが大好きなので、私もしばしばつき合ってダッシュするのですが、片手にリードしか持たない身軽さと、腰周りにフィットしているお散歩グッズが全く邪魔にならないため、愛犬を追い越す勢い(笑)でダッシュできるようになったのです。
リードを持つ以外の手が空くだけで、こんなにも走りに集中できるものなのかと感動しました。今まで以上にダッシュに本気な飼い主に、愛犬も喜んでいるに違いありません(だよね?愛犬よ)。今まで、手に持つタイプのお散歩バッグを使っていた人なら、だれでもその開放感にびっくりすると思います。
最後に
スマートさを求めて選び始めたお散歩バッグでしたが、スマートな散歩には、ものすごい開放感というものがついてきました。楽しい散歩の満足度をさらに高めてくれるエプロンタイプのお散歩バッグ、試したことのない方はきっと感動するはずです。
空いた方の腕を大きく振って、たまには愛犬のダッシュにつきあってみませんか?愛犬が喜ぶことは間違いありませんし、こんなに走れたっけ!?という自分に気付いてしまうかも。愛犬のダッシュに付き合いはしても、お腹まわりのお肉が落ちない飼い主が、お散歩エプロンのウエストの長さをこっそり調節したことは、愛犬にはナイショです。