【NIPRO シリンジ】愛犬への投薬と食事介助に欠かせないグッズです!

老犬の体調不良

我が家には15歳になる老犬がいます。14歳のころ、食欲が無くなり、食べ物を全く食べなくなってしまった時期がありました。

元々偏食気味の子でしたので、最初はいつもの偏食かな?とあまり気にしていなかったのですが、ほとんど何も食べない日が数日間続いたため病院へ連れて行ったところ、「お腹に肉腫のようなものができてしまっていて、それが胃を圧迫しているために食欲が無いものと思われる。」という診断を受けました。思った以上に肉腫が大きく、手術等で取り除くことができないとのことで、まずは飲み薬によって肉腫を小さくしていくことになったのです。

投薬と食事介助に使える便利グッズ・シリンジとの出会いとその後

これまで薬を飲ませるときは、好物に混ぜたり、錠剤の場合にはオブラートに包むなどの工夫をしていましたが、今回はそもそも食欲が無く、好物すら口にしない状態でしたので途方にくれ、インターネットで色々と検索しました。

そんな中で出会ったのがこのシリンジです。今回処方された薬は液体でしたので、薬を吸い上げ、愛犬の口の端を少し開いて薬を流し込みます。これにより、好物に混ぜたりして薬を与える方法よりも、確実に愛犬に薬を飲ませることができます。前者の方法だと、万が一愛犬が好物を食べ残してしまったときに、所定の量の薬を飲ませることができない可能性があるためです。

また、このシリンジが役に立つのは、薬を飲ませるときだけではありません。食事をペースト状にして本体に入れれば、体調が悪く寝たきりの愛犬に食事を与えることができるのです。

このシリンジによる投薬と食事介助のおかげで、我が家の愛犬は少しずつ元気と体力を取り戻し、現在、食事はシリンジ無しで固形のものを摂取できています。投薬は続けていますが、獣医師より「触診した感じでは、以前より肉腫の大きさが小さくなっているように思う。」とのお言葉をいただきました。

愛犬は大事な家族ですので、飼い主であれば誰しも、「愛犬には少しでも長く、楽しく元気な時間を過ごしてもらいたい」という想いを抱くはずです。このシリンジとの出会いに感謝し、これからも愛犬を大切にしていきたいと思います。