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困ったイタズラ
私はウェルッシュコーギーを飼っています。好奇心旺盛でイタズラ好きなので、水を入れる器を度々変えていました。最初のうちは陶器製のものを使っていたのですが、手で転がして遊ぶので、割れる危険性もあり、やめました。
次に買ったのが、エサのボールと対になったステンレス製のボールです。土台の足4本に揺らがないようにシリコンで滑り止めが施されているのですが、ボールをカチャカチャ持ち上げたりして、ひっくり返すことがしばしば。夜中に起きてこのステンレスのセットで遊びだすこともあり、その音で起きることもあります。弱ったなぁ、と思ってネットであれこれ調べていました。
イタズラ対策にもってこい
そこで見つけたのが今回ご紹介するリッチェルのウォーターノズル、ボトル付です。ウォーターノズル単体でも売っているのですが、ボトル付は目盛が付いています。このノズルはゲージにしっかりと固定が出来るので、コーギーぐらいの力までは対応できると思います。実際にこのノズルを何とかしようと、家のウェルッシュコーギーも試行錯誤していましたが、揺らぐことなくしっかりと固定されていました。
お水をガブガブ
家の犬は近所の公園で遊びまわったあと、結構な勢いで水を飲みます。30分の散歩で大体200ミリリットルは飲むと思います。散歩途中でも公園の蛇口をひねって水を与えることもあります。ペットホテルなどで預けても、ホテルの方から凄い量の水を飲みますね、と驚かれることもしばしば。
飲む目安は?
人間は美容と健康のために1日2リットル飲むといいという説があります。アメリカの軍隊では2リットルを義務付けているぐらいです。ただそれ以上だと過剰摂取であまり良くないようです。では犬の場合はどうなんだろう?と思って掛かりつけの獣医師さんに聞いてみました。
1リットルを超えるようだと、ちょっと与えすぎかもと言われ、それからは注意するようになりました。ただ尿の色が濃いようだと、水分が足りていない可能性があるので、尿の色と相談しながらやるのがいいと言われました。
また、飲んでいるのにまっ黄色の尿の場合は獣医のもとに連れてくるか、ポカリスウェットやOS1をかなり薄めた状態で与えるといい、とのアドバイスもいただきました。また人と一緒で水の飲みすぎは犬も水中毒になる危険性がある、と獣医師さんの学会で近年発表されているようです。与えるさじ加減が難しいですね。
目盛で記録を
このリッチェルのノズル、ボトル付だと目盛が付いているので、水が少なすぎたり与えすぎた場合に、量を具体的数値として認識できるので、犬の体調管理にはもってこいです。減りが多いようだと、部屋が乾燥しているのかも?など、健康を害する要因に気付くことができます。子犬の頃から使っていって記録を取り続ければ、成長に従ってどの程度の水を与えればいいかも分かっていきます。健康を飼い主が測れる指標は中々ないので、このボトルは便利です。
2つ使い
私は犬をゲージに入れて車でよく遠出します。このノズルは中型以上のゲージであれば大体対応できると思うので、移動用ゲージに付けるのもお勧めです。家ではハウスとして使っているゲージとこの移動用のゲージの2カ所に付けているので、犬の喉に関する心配をあまりしたことがありません。
このノズルを移動用のゲージや硬質のキャリーバッグに付ければ、移動中も安心して犬を車に乗せることができます。私は北陸の方に住んでいるので、犬との山や川への遠出の散歩がこのノズルの助けもあって頻繁で、それが週末の楽しみになっています。
注意点として
ノズルにはよだれが付きます。それとボトルに入れた水は一日で劣化します。ノズルの口の付く部分は毎日、濡れたタオル、キッチンペーパーなどで清潔にしています。水は毎日取り換えています。これも獣医師さんの指導にしたがってやっています。
リッチェルシリーズ
私はトイレ、ゲージ、そして今回のノズルとリッチェルシリーズで揃えています。プラスチックが頑丈で、値段も納得のいく価格です。色遣いもシンプルで気に入っています。どの製品も飼い主目線で開発していることが細部から伺えるので、今後、どんな製品を出してくるか、楽しみに待っています。